FRONT-END.AIではアップロードされた画像を基に、AI/機械学習で分析をし、HTMLコードを生成します。画像を解析して価値を見出すという分野において、AI/機械学習の利用範囲がとても多いです。
この記事では他の画像分析利用事例について紹介します。
防犯・セキュリティ
via white surveillance camera hanging on wall photo – Free Electronics Image on Unsplash
セキュリティカメラなどにおいて、動く物体や疑わしい動きを検出すると通知を出すといった仕組みがあります。従来の場合、単純な画像比較になってしまい、ちょっとしたノイズでも拾いがちでした。AI/機械学習を用いることで物体を検出し、それが人や動物であると言ったラベリングまで可能となっています。
不良品検出
工場など製造現場において、不良品を省くのは大事な工程です。それまで目検でチェックしていたものを画像解析に置き換えることで、より高速に高精度なチェックが可能になっています。
病理診断
レントゲンなどの病理診断において、初期判定にAI/機械学習が用いられるようになっています。遠隔地医療や、医師不足に悩む地域において、AI/機械学習による高精度な判定は、医師の判断を強力にサポートしています。
OCR
画像からテキストなどの情報を抽出するのがOCRです。従来、手書き文字の精度はあまり高くありませんでした。また、コンピュータの文字であっても、複数のフォントを組み合わせたりすると精度が低くなりがちです。しかしここ数年で精度は急上昇しており、昔の楷書体であっても読み取れるようになっています。
タグ付け
写真に何が写っているのかを解析するのにAI/機械学習が用いられています。人や動物を判定したり、屋外か室内、写っている商品、さらに行動や感情までも読み取れるようになっています。こうしたタグは写真を検索するのに利用したり、グルーピングなどに用いられます。
保守管理
山奥や高い場所にある設備の保守を行う場合、これまでは足場を組んだり専門職の人が目検でチェックしていました。最近ではドローンの導入が進んでおり、画像や赤外線、超音波などを組み合わせて無人、または少人数での初期診断が可能になっています。
終わりに
画像や目に映っている景色から得られる情報はとても多いです。それだけに必要なものを抽出して分析しないと、情報量に圧倒されてしまうでしょう。その点、AI/機械学習であれば、自動化することも容易で、必要な情報だけを抽出してくれます。画像解析分野はまだまだ幅広い可能性を持っています。ぜひ活用してください。
FRONT-END.AIでは、デザイナーの方が作成された画像を元にAIによる画像解析を行い、HTMLコードを出力します。ぜひお試しください!